生産者

この生産者について

ドローン事業(ドローンスクール・空撮・測量)を行っている「株式会社メディアウイング」が、2023年より運営している農園です。下神谷一帯の水はけの良い土壌を生かし、糖度40~50度のねっとりと甘いサツマイモ「紅はるか」をメインに、春は玉ネギやスティックセニョール、夏はナス・ピーマン・韓国トウガラシなど、季節ごとに様々な野菜を生産。これらの野菜は、「マルト草野店・平尼子店」「イオンいわき店」「道の駅 よつくら港」「JA福島さくら 新鮮やさい館 谷川瀬店」などで販売しています。また、サツマイモ「紅はるか」はオンランインショップ(https://wfarm.base.shop/)でも購入できます。

SNS:https://www.instagram.com/w.f.farm/

生産者情報

生産者

w-farm(ウイングファーム)

住所

福島県いわき市平下神谷字近藤6

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電話番号

0264-84-8194

営業時間

8:30~17:30

オンラインショップ

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補足情報

更新日:2025年10月20日

情報提供当時と現在の情報が異なる場合がございます。ご了承ください。

写真

かねてより畑ができる土地を探していたという齊藤社長。知人を介して畑付きの古民家を購入し、ドローン事業のかたわら農業に参入しました。

サツマイモの生産をメインにした理由は、水はけの良い土壌がサツマイモ作りに適していたのと、比較的手間が少なくドローン事業への影響が少なく済むという点。2023年から徐々に生産量を増やし、年間5~6tのサツマイモ「紅はるか」を生産するまでになりました。

美味しいサツマイモの生産に欠かせない工程が、土づくり。サツマイモの割れや傷の要因となるセンチュウを抑制するために、ドローンで消毒剤を散布しています。

その一方、「農薬などはできるだけ使用したくないんです」と齊藤社長。サツマイモの作付け場所に、センチュウの抑制と土壌の窒素量を増やす効果があるマメ科の植物「タロタラリア(※黄色い花の植物)」を育て、その効果をはかる取り組みも行っています。

サツマイモの収穫は9月下旬~10月上旬。収穫作業は、まずビニールシートから生えている芋づるをトラクターで刈り取っていきます。刈り取られた芋づるは、そのまま肥やしとして利用します。

いよいよ掘り出し作業。トラクターがゆっくりと進み出すと、土の中からはボコボコと大量のサツマイモが! 土から出たばかりのサツマイモは、鮮やかな紫色。

サツマイモの不必要な部分をひとつひとつカット。土から出たばかりのサツマイモは、表面に傷が付きやすいため、土の上にしばらく放置して乾燥させます。

収穫後、保存性と食味(糖度・風味)を高めるため、まず行われるのがキュアリング。温度33℃、湿度80~90%の環境を保つ専用の保管庫で3日間保管する事で、サツマイモ表面に雑菌を防ぐコルク層が形成され、保存性と糖度がアップします。

キュアリング後は、熟成を1ヶ月以上行います。温度13~15℃、湿度90~95%の環境でより糖度を高め、糖度40度~50度のねっとりと甘いサツマイモに仕上げてから出荷されます。

「おすすめの調理法は、何と言っても焼き芋だね」と齊藤社長。黄金色のサツマイモは、ねっとり&しっとりで、甘味が抜群! また、さいの目に切ったサツマイモと炊き上げたサツマイモごはんも、サツマイモのホクホク感と自然な甘味がたまりません!

干し芋の商品化も考えているという齊藤社長。何度か試作も作っており、社員の皆さんにも大好評。発売が楽しみですね♪

農園ではサツマイモの他にも、季節ごとに様々な野菜を生産しています。取材に訪れた夏の時期は、ナス・ピーマン・韓国トウガラシ・空心菜などが収穫されていました。別の時期には、玉ネギ・ニンニク・白菜なども生産しており、これらの野菜は市内のスーパーや道の駅で販売されています。あなたも齊藤社長こだわりの野菜を味わってみませんか?

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