生産者

この生産者について

青パパイヤの美味しさと栄養価の高さ、加工品の素材としてのポテンシャルの高さにほれ込み、2023年に会社員から青パパイヤ農家へ転身した佐久間さん。四倉町の川沿いの畑で500本以上の木を栽培し、今では年間5~6tを生産しています。
青パパイヤやその葉を活用した6次化商品の開発にも、積極的に取り組んでいます。すでに販売している葉を使った「パパイヤティー」に続き、漬物・乾麺・石鹸など、様々なパパイヤ商品が今後、登場予定!

SNS/https://www.instagram.com/hideyuki_358
公式HP/https://mugiwala.info/

生産者情報

生産者

麦わらファーム

電話番号

080-5227-4367

営業時間

8:00~17:00

補足情報

更新日:2025年11月20日

情報提供当時と現在の情報が異なる場合がございます。ご了承ください。

写真

撮影は11月上旬。川沿いに広がる青パパイヤ畑には500本以上のパパイヤの木がズラリ!4月~6月に植えた30cmほどの苗が、約6カ月で最大3mまで成長します。

収穫期の9月中旬~12月中旬になると、大きな実を鈴なりにつける青パパイヤ。その生産量は、1本につき40kg以上にも! ちなみに、いわきの気候では黄色く完熟するまでにはならないそうです。

こちらはパパイヤの花。パパイヤを良く食べている地域では、花や新芽も食材として利用されているそう。気になる花の味は、苦みがあり、ほのかにフルーティ。

半分にカットすると、中には白い種がビッシリ。抗酸化作用のあるビタミンCやβカロテン、食物繊維などを豊富に含み、健康・美容に良い食材としても注目されています。また、多く含むパパイン酵素はお肉を柔らかくする作用もあり、肉料理との相性も抜群です。

南国では日常的に食べられている青パパイヤは、クセがなく、サラダ・炒め物・煮物と、様々な料理で美味しく頂けます。取材時は、青パパイヤをよく食べているという近隣の方が、サラダ・きんぴら・ピリ辛炒め・スープなどの青パパイヤ料理を振る舞ってくれました。天ぷらにしても美味しいそうです。

ポリフェノール・ビタミンCを多く含んでいるパパイヤの葉も、加工品に利用されています。葉はお茶に、茎は石鹸やボディソープに活用されるそうです。

「麦わらファーム」では、パパイヤの葉に黒豆をブレンドした「パパイヤティー」を開発。香ばしくスッキリとした味わいで、様々な料理とも相性抜群♪直売所のほか、山田小湊郵便局や四倉郵便局でも購入できます。今後は、漬物・切り干し・石鹸など、様々なパパイヤ商品が登場予定!

地域交流も積極的に取り組んでいます。こちらは「大浦小学校」の二年生が参加した収穫体験の様子。自分の顔よりも大きな青パパイヤとでっかい葉っぱに、子ども達もうれしそう! この日の給食は、パパイヤ料理が提供されました。

「磐城農業高校」で農業指導も行っています。高校の畑で青パパイヤを栽培している他、四倉の圃場でも苗の植え付けや収穫の実習を行っています。

パパイヤ以外にも、ブロッコリー・ピーマン・玉ネギ・ミニトマト・キャベツ・トウモロコシなど、一年を通じて様々な野菜を生産しています。

ケロッコ・バターナッツ・スティックセニョールといった、変わり種の野菜も生産。写真は、タピオカの原材料として有名なキャッサバ。

「青パパイヤはクセがなく、様々な料理に使える万能性が魅力です。サラダやさっと火を通した炒め物はシャキシャキの食感を、スープや煮物にすると味が染みジュワッとした味わいを楽しめます。また、栄養価にも優れているので、ぜひ日常の食卓に取り入れてみてください」と、生産者の佐久間さん。あなたもいわきの新名物、青パパイヤを試してみませんか?

栽培している野菜

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