生産者

この生産者について

久野さんは80代半ばですが、毎日畑で元気に農業を営んでいます。

以前はいちごの栽培を行っていたなど、その豊富な農業経験を活かし、年間を通して様々な野菜を栽培しています。
また、有機肥料なども使って土作りから丹精込めて野菜を栽培しているので、販売先では「どれもおいしい」と高い評価を受けています。

久野さんの作った野菜は「道の駅よつくら港」など、市内の直売所で購入が可能です。

生産者情報

生産者

久野 高徳

住所

いわき市四倉町下柳生字井戸の上37

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久野さんは、周年で四季折々の野菜を作っています。

寒冷紗(かんれいしゃ)と呼ばれる黒色のシートも使用し、風や日光を適度に遮って害虫を防除するなど、野菜に適した環境を作っています。

大切な農業機械を、直射日光や雨風から守る役割も果たしています。

こちらの畑では、一面に玉ねぎを作っています。

収穫時期の6月頃は、梅雨時期と重なります。
玉ねぎは水分があると腐りやすいので、収穫は晴れている日に一度に行います。

収穫後の玉ねぎは、寒冷紗で覆われた風通しのよいハウスに吊るし、保存期間を長くする工夫をしています。

その他、かぼちゃの栽培も行っています。

1つひとつの実の下に発砲スチロールを敷き、土と接地する面の腐敗を防せぎます。

また、発砲スチロールには、かぼちゃの色むらも防ぐ効果もあります。
地面に接している部分には日が当たらずに緑色に色付かないことがあるので、日光を反射させる白い発砲スチロールを敷いて色付きを良くします

2月になると、ハウス内では夏に収穫するトマトの芽出しをします。
土の温度を上げると発芽がしやすくなるので、ヒーターマットを使って土を温めます。

また、トマトは土耕で栽培するため、栽培期間中に必要な養分がゆっくり長く効くように、有機肥料を使った土壌作りも同時並行で行います。

トマトの茎はどんどん伸びるので、ハウスの天井に紐をつけて支えます。
実が3~4段になると、茎の先端を切って成長を止めます。

久野さんにとっては、この高さが作業しやすいという理由もあるそうです。

久野さんの栽培したトマトは、丸々していてずっしりとした重みがあります。
実を付ける数を制限していることもあり、旨味や甘みの詰まった、まるでフルーツのようなトマトになっています。

収穫は、5月終わり頃から8月頃まで行われます。

80代半ばになっても、毎日欠かさず農作業に励み、時には奥様と一緒に楽しみながら、丹精込めて野菜を育てています。

久野さんにとって、農業は健康の秘訣であり、生きがいであるといいます。
また、野菜を「おいしい」といって買ってくれる方や、直売所を利用している他の生産者さんとの出会いや交流から元気や刺激をもらっているそうです。
そんな人とのつながりがあるからこそ、健康である限りは、今後も野菜作りを続けていきたいそうです。

栽培している野菜

  • トマト

  • 白菜

  • ねぎ

  • その他の栽培している野菜

    玉ねぎ、じゃがいも、しゅんぎく、ピーマン、ナス、キュウリ、大根、かぼちゃ、他

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